先日、パフェが食べたくなりまして。
バンビさんと近所のファミレス行ったんですわ。

隣の席に「オレは山男だっ」ってな出で立ちのムサいおっさんと青白いヒョロヒョロっとした兄ちゃんが座って喋ってたんですけど。
彼らのお話のテーマは「最近の若者のデート事情」だったようで。

山男はこちら出身ではないらしく、全国各地のデートスポットがどうのと薀蓄を垂れ、それにヒョロ男が相槌を打つってな感じでした。

で、山男がヒョロ男に
「新潟の若い人たちってドコでデートしてるの?」
って聞いたんですわ。
ヒョロ男は
「弥彦とか寺泊とか・・・」
って自信なさげに答えてました。

したらば山男。
「新潟の若者達って随分カッコ悪いデートしてるんだねぇ」って呆れて笑ってました。
曰く、
「ナニ?お弥彦さまでお参りして寺泊で魚買うの?カッコ悪いねぇ。」

弥彦と寺泊って地名でそういう発想しかできないアンタも充分カッコ悪いんじゃないの、って内心思ってたけど。
ま、こちらの出身でないなら神社や魚市場くらいの知識しかなくても当然かなぁと。

ヒョロ男が山男に「んじゃ、新潟でオススメなデートスポットはドコ?」って聞いてましたが、山男は
「デートスポットといえば小樽だねやっぱ。北海道の若者はみんな小樽でデートしてるよ。景色がいいもん、あそこは。あとは美瑛とか富良野ね。もう北海道の若者たちのデートスポットと言えばそこしかないよ。」だって。

ヒョロ男、コケてました。
そりゃま、コケたくもなるわな。
新潟のデートスポットを尋ねてんのに北海道万歳!!ってうっとりと熱く語られちゃ、ね。

私は「そんなに小樽小樽って絶賛するなら小樽に住んでりゃいいじゃん。」って思いながら聞いてたけど。
ヒョロ男、どんな心境なんだろうか。

・・・ってな事があったんですが。
ファミレスで聞くとも無く聞こえちゃった話だし、私はすっかり忘れてたんですがね。

今日、バンビさんが突然山男の話をし始めて思い出したんですけど。

バンビさん曰く

北海道の若者が小樽や富良野でデートしてるのかどうかはともかく。
新潟の若者が弥彦や寺泊でデートするってのと北海道の若者が小樽や富良野でデートするってののドコに違いがあるってんだろ。
小樽や富良野って美しいイメージがあるかもだけど、ソレは観光者的発想であってだね。
地元民の感覚で言えば弥彦や寺泊と小樽や富良野って同じなんじゃないのか?
なんだ、あの男は地元の人間のデートスポットがどうのと言ってたクセに実は観光案内をしたてだけじゃん。

とかなんとか。
他にも色々吼えてたけど忘れちった。

私とバンビさん、弥彦や寺泊ってしょちゅう行くから「カッコ悪い」って言われた事に立腹してたみたいです。
いいじゃん、私等ってばもう「若者」って括りには入らない年代になってきてるんだからさ(笑)

弥彦でお参りして鹿にエサやって。
寺泊で海眺めて魚屋冷やかして蟹ラーメン食って帰る。

そういうのが楽しいって自分たちで満足できればいいじゃん。

つーかバンビさん。
「オレは東京生まれの東京育ち。チャキチャキの江戸っ子でぃっ」
って普段は新潟育ちの私を散々バカにしたような言動を取るのですが。
身も心も新潟県民になりつつあるのでしょうか(笑)

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索